2010.10.09

順位確定



阪神は棚ぼた2位となったが、巨人には痛すぎる1敗となった。恐らくクライマックスシリーズでは、クルーンはクローザーでは使えないだろう。

となると越智辺りが最後に投げることになるのだろうが、1stステージ、2ndステージ共に敵地での開催である。最後に出てくる投手は重圧のかかる場面である。先発に不安を抱える巨人にとっては頭が痛い問題である。

しかし一方で巨人にとっては日本人クローザーを育てる良い機会なのかも知れない。また3位スタートということで、クライマックスシリーズは、東野・ゴンザレス・朝井・内海の調子が良い者から先発で使うだろうが、負けたらシーズンオフだけにスクランブル体制は必至だ。果たして大阪からスタートして、名古屋にたどり着くことができるだろうか?

阪神は相手が敗れて拾った2位なので大切に行きたい。巨人キラーの能見をいきなりぶつけるのだろうか?運は今阪神に味方している。

19:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.10.02

新潟ベイスターズ?

中日が4年ぶりにリーグ優勝を果たした。できれば勝ってスッキリ優勝したかったところだろうが、阪神が広島に負けたために転がり込んだ優勝だった。阪神もマジックを点灯させる健闘を見せたが、最後は連敗で3位になった。

皮肉なことにセリーグもパリーグも先にマジックが点灯したチームが、連敗して優勝をのがしている。どうしても私の感覚からすれば、マジックが出るということは、他のチームが自力優勝がなくなるという意味なので、ほぼマジックが出た時点で決まりだと思っていた。しかし今年はそれだけ縺れたということなのだろう。

これでクライマックスシリーズの出場チームは中日・巨人・阪神に決まった。2位・3位がまだ決まらないので、1STステージは未定だが、2STの名古屋ドームの開催が決まった(巨人・阪神ともに名古屋では分が悪い)。

そんな中で横浜の身売りが濃厚になってきた。筆頭株主のTBSは売却で決定したようだ。球場も移転が有力で、プロ野球の誘致に積極的な新潟に初のプロ野球球団が誕生するという噂も流れている。新潟なら港町でもあるので、そのままベイスターズという名称が使えそうである。何れにしろ4年連続90敗は避けたいところである。

00:56 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.28

不思議な現象

今年のプロ野球は、パリーグもセリーグも面白い現象が色々起こっている。例えばマジックが点灯すると負ける。西武はほぼ優勝が決まったと思ったら5連敗。

阪神はマジックが点灯したのに巨人に負けて3位転落。それでもマジックは消えず、点灯したまま。長いプロ野球の歴史でも3位のチームにマジックが点灯している状況は、あまりないのではないだろうか?少なくとも私の記憶にはない。

もう一つは、数年に一度くらいしか出ないシーズン200安打が、ここまで3人も出ている。セリーグは阪神マートン、ヤクルト青木、パリーグはロッテ西岡だ。

彼らの技術は大したもので、ケチつける気持ちは毛頭ない。それでも今年の異常気象の影響も多少あったのではないだろうか?

猛暑で投手の体力を奪う等の他、乾燥するとボールが飛ぶという科学的データもある。来シーズンからボールが変わるが、今年のような現象(200安打が数人)が再び起こるのだろうか?

最後はセリーグの現象だが、巨人も阪神もなぜか名古屋ドームで全く勝てない。勿論インチキしている訳ではないが、これだけ名古屋で巨人・阪神を叩いているのに、余り差が開かないという不思議な現象となっている。

そしてクライマックスシリーズ・セカンドステージは、名古屋ドームになる可能性が一番高い。




23:43 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.25

200安打


イチローが10年連続の200安打を達成した。彼にはプレッシャーというものはないのだろうか?普通はこういう大記録がかかる時は、何試合か足踏みするもので、よく産みの苦しみと表現する。

しかし彼はいつも足踏みしないで1試合で決め安産なのである。技術云々は言うに及ばず、その精神力は武士道にも通じる何かを感じる。

もう彼程の超の付く天才は出てこないのではないか?と思ったが、イチローの日本時代の記録に挑む選手が現れた。阪神のマートンだ。

昨日の試合で既に200安打をホームランで決め、さらに201安打も記録している(史上4人目)。残り10試合で9本となった(イチローが日本で記録達成した時は今より試合数が少なかったが)。

ヤクルトの青木も後3本で200安打というところにまで来ている(青木は以前記録していて今回2回目)。勿論青木もイチローの記録を塗り替える可能性は十分である。

後は首位打者争いのために、みっともない敬遠合戦だけは見たくないものだ。正々堂々がっぷり四つに組んだ戦いをファンは期待している。もっと言えば1ストライクも入らないような明らかな敬遠は、監督の退場と数試合の出場停止のルールを作ってもいいのではないだろうか?

01:21 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.23

終戦間近




なぜかここのところ、デーゲームで巨人が負けると、その後中日も付き合って負けるパターンが続いている。今日も巨人が負けた時点で、完全にV4がなくなったなと思った。

しかしその後には中日も負けて、結局引導を渡せない。ただ残り試合のことや、2位に浮上した阪神の存在を鑑みれば、首の皮一枚どころか、首の皮1ミリというところである。

阪神にしてもこれで中日との直接対決がないので、やはり首の皮2ミリというところか?チーム状態からいっても、中日が残り3試合全敗しない限り、巨人・阪神の逆転はなさそうだ。

ただしクライマックスシリーズは別物で、07年日本一に輝いた中日はその年、セリーグのペナントレース2位のチームだった(当時は1勝のハンデはなかったが)。短期決戦のポストシーズンは勢いがかなりのウェイトを占めている。

次項有【PR:中日ドラゴンズ日本一記念 感動の軌跡

そろそろ涼しくなって、クライマックスシリーズの話題が盛り上がる季節がまた近づいている。

23:10 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.22

中日が抜けた

中日が首位攻防戦の第1Rをモノにして、優勝の2文字をぐっと引き寄せた。これで3位以内が確定して、クライマックスシリーズ進出が確定した。

阪神は中日チェンの術中にハマり、痛い黒星となった。優勝戦線に生き残る道は連勝しか残されていない。それにしても、チェンは前半昨年のような投球ができなかったが、ここへきて調子が上がって昨年のような投球ができてきた。何か噂では、メジャー試行が強いらしいが、来年も中日に残るのだろうか?

昨日の阪神戦の敗戦で、追い詰められV4は風前の灯火となった巨人だが、幸いなことに今日から横浜(銀行)との3連戦。ところが思わぬ大苦戦を強いられた。8回に久保が最多登板の球団記録を更新した直後に同点3ランを被弾し、ゲームは延長戦へ。決着は坂本のサヨナラHR。しかもこれがプロ入り発の30号の大台で二重の喜びとなった。残り10試合、まだまだ負けられない戦いが続く。

そんな中で、中継ぎで活躍した横浜・木塚が現役引退を表明した。絶縁宣言はなく、来季は2軍のピッチング・コーチが内定した。まだ33と若いので、2軍の選手と年齢が近いし、いい選手をいっぱい育てて、毎年クライマックスシリーズ狙えるチーム作りに貢献して欲しい。

01:08 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.20

頂上決戦前

今日の大一番はゲーム差なしの2位争いの巨人・阪神戦。ルーキー秋山の粘投と林の逆転HRで阪神が快勝。明日からいよいよ中日との首位攻防戦に突入する。この3連戦で今年のペナントレースの決着がつくと言っても過言でない大一番になるだろう。



一方巨人は、首位中日との直接対決がもうないことで、ここにきての1敗はシーズン始めの10敗に匹敵する程重い。V4への道は相当厳しくなったと言わざるを得ない。

他のチームなら例えハンデがあっても、クライマックスシリーズがあるさと言えるが、優勝を宿命付けられた常勝軍団に3位はない。後は残り試合全部勝つくらいの気概が必要だ。幸いなことに明日からは横浜(銀行)との試合だ。3つ取れば勢いがつくはずだ。

中日対ヤクルトも接戦だったが、中日が巨人に付き合うように負けた(最近巨人へのお付き合いがやたら多く義理堅い)、奪首の頃の勢いが薄れてきた。優勝へのプレッシャーだろうか?何れにしろ中日に余裕はなくなったことだけは確かだ。

ヤクルトも来季の監督に小川監督代行の就任が決まったが(人気の荒木コーチは2軍監督)、中日戦に勝ち越して貯金1とした。クライマックスシリーズには届かなかったが、終盤の素早い借金返済は「燕返し」と呼ばれ、後半戦を盛り上げた。これはきっと来季に繋がっていくだろう。


23:26 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.19

ヤクルト菌が動き出した

クライマックスシリーズ進出の望みを断たれたヤクルトが、早くも来季の監督選びが始まっている。有力なのはシーズン途中から指揮を執って、最下位からクライマックスシリーズ進出まで後一歩のところまで導いた小川監督代行。

そして人気では抜群の荒木大輔コーチの昇格で、意見が真っ二つに分かれているという。果たして来季のヤクルトの監督は、実力の小川か?それとも人気の荒木か?はたまた第3の男が現れるのか?

以前ヤクルトの黄金時代を築いた、野村前楽天監督の影もここへきて、ちらついているようだ。

そのヤクルト対中日戦で、中日の落合監督が今季2度目の退場。これがきっかけで連敗にならなければ良いが・・・。ヤクルトは勝率5割復帰。貯金が5まで持ってくるとセリーグの優勝争いは面白くなる。

巨人・阪神戦は天敵能見にまたも巨人はやられた。ゴンザレスが復調の兆しが見えてきただけに痛い敗戦。中日との直接対決がなく、不利と言われている巨人もそろそろ崖っ淵。後は連勝しかなくなった感じ。

阪神も能見の好投で勝つには勝ったが、打線が少しお疲れモード。藤川球も無失点で切り抜けたが、2安打されており、好調時には程遠い内容なのが気掛かり(ただ2死3塁でフォークで三振取ったのはさすが)。

明日以降の試合で阪神が連勝(都合3連勝)すれば、中日と阪神のマッチレース。1勝1敗なら巨人が首の皮一枚というところだろうか?
00:51 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.17

公式球が及ぼす影響


来年からプロ野球の公式球が変わる。所謂「飛ばないボール」が採用されたのだ。この背景には、WBCがある。大会を通じて選手から違和感が主張されていて、国際大会にも選手が順応できるようにとの配慮があるようだ。



しかし来季の戦い方に大きな影響がでるのは間違いない。空中戦を得意とする阪神・巨人には不利で、投手力が抜き出ている中日は有利なのではないだろうか?

そういう意味では、下位チームも足を使った緻密な野球を目指すことで、空中戦に対抗できるようになるかも知れない。また投手戦が増え、試合時間の短縮にも寄与するかも知れない。一方でホームランバッターは、ホームランが減り40本以下のホームランダービーになるような気がする。


今日の試合は昨日の試合で2位に浮上した巨人だが、今日は痛い守りのミスで再び3位転落。ヤクルトは石川の球団新記録となる10連勝もあり一矢報いた。クライマックスシリーズ進出はなくなったので、後はゆっくり上位いじめを楽しんで欲しい。阪神は相手が横浜ということもあるが、1日で2位に返り咲き。首位中日を追いかける体制は整った。中日戦12連敗の広島がついに連敗を止めた。ただ中日はこの土曜日から阪神・巨人の星の潰し合いがあるので、高見の見物だろうか?
01:13 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.09.15

ヤクルト脱落



首の皮一枚で繋がっていたヤクルトのクライマックスシリーズ進出がいよいよ絶望的となった。3位巨人との3連戦、3連勝のみが、クライマックスシリーズ進出のラストチャンスと見ていた。

試合前までヤクルトの5連勝中ということで、可能性は十分あった。しかし結果は初戦で3連勝の望みをあっさり絶たれ、自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅した。

巨人は守護神クルーンが9回に打たれ、危うい場面もあったが山口がピンチを凌いで辛勝。またこの試合で小笠原が猛打賞で通算安打数が、1977本となり、2千本安打まで残り23本として、今シーズンでの大記録達成が現実味を増して来ました。

中日はお得意様の広島相手に大勝で、着実に首位固めに入ってきた。ただ名古屋ドームが本拠地なこともあり、幸か不幸か他の球団よりも消化が早い。そのため負け数が阪神・巨人の負け数より、1〜2少ないだけなので、中日にとっても脅威なはずだ。

そんな中で阪神だけ(上位3強)が今日の試合に敗れ、3位巨人とのゲーム差がなくなり、逆に中日との差が2.5ゲーム差に広がった。少〜し気温と共に、勢いが薄れた感は否めない。クライマックスシリーズ進出はほぼ決まったが、優勝争いは混沌としてきた。
02:30 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする